月次点検票の自動管理システム作りました。

Google Driveの便利な使い方の一例を紹介します。

毎月の点検作業、紙の作業票を持ち帰って整理して… 少しですが、地味に手間がかかりますよね。

「前回の点検はいつだったっけ?」と、ファイルを探して確認するのも意外と面倒。

そんな作業を、Googleのサービスを使ってまるっと自動化してみました。

🔧 自動化後の流れ

✅ 作業票の写真(JPEG)をアップするだけ

✅ ファイル名は「客先名+作業日」に自動変換

✅ 客先ごとのフォルダに自動保存

✅ 点検履歴一覧も自動更新

作業効率が上がるだけでなく、 次回点検の計画も立てやすくなります。

「紙の整理」も「ファイル探し」も、もう不要。 現場と事務をつなぐ、ちょっと便利なしくみです

イメージ的にはこのようになります。

この自動化で使うGoogleのサービスは

Google Drive:無料で使えるファイルの保存場所です。

Google Apps Script(GAS):エクセルのマクロみたいなもので、自動化するためのプログラムです。今回はここを作成しました。これも利用は無料です。

Google Cloud Vision API:OCR(文字認識)機能を使って作業日と客先を識別します。

OCR機能は月1,000枚まで無料 → それを超えると、1,000枚ごとに約1.50ドル(約220円)の課金が発生

電気管理技術者の作業票が月に1000枚を超えることはありえないので実質毎月無料で使うことができます。

ただし、有料サービスなのでアカウントを作成して支払い用のクレカ登録は必要でした。

月次点検票の自動管理システム作りました。” に対して3件のコメントがあります。

  1. ハセガワ より:

    非常に便利な仕組みに感じたため、概ね同じように動作するツールを真似させてもらって作りました。ありがとうございます。

    1. 日下 より:

      周りの人は年配の方が多く興味を持ってもらえないので反応があるのは、ありがたいです。
      工夫したところとか、新たな仕組みがあれば教えてくださいね。

      1. ハセガワ より:

        まるっきり同じ動きにしてて新しい仕組みなど一切ありませんw
        使い慣れたJSぽいとはいえ、GAS自体に不慣れなためググりながらで若干時間かかりました
        あと普段使ってる秀丸と正規表現が若干違うようで、その辺だけでしょうか

        当協会では年配どころか中堅世代でもITや電子回路を含む工学全般に長けた人はゼロです
        専門の保安に関しても誤りだらけの昭和的なまま受け継がれてしまっており、何とかしたいとは思いつつ・・(;^ω^)

        以上、引き続きどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。